「仕事が楽しくない……」 そんな時のパターンを変える7つの対処法
- まねきん
- 2021年11月5日
- 読了時間: 8分
「最近、仕事が楽しくない…。」
会社に勤める人が、誰もが一度はもらす言葉が、これでしょう。
与えられた業務範囲の中で、一定の拘束時間がある、会社員という働き方。
仕事が楽しく感じられないと、一日が長く、朝も起きたくなくなってしまいますよね。
厚生労働省の平成28年の調査報告 によると、会社都合や定年等を除く退職理由のトップは、次の6つ。
1.給与が少ない
2.労働時間や職場の環境が悪い 3.職場の人間関係がうまくいかない 4.会社の将来が不安 5.能力・個性が生かせない 6.仕事の内容が自分のやりたいことと違う
この統計結果から浮かび上がったのは、仕事が楽しくないと感じるときの3つのパターン。
あなたの仕事が楽しくなるための対処法を探っていきましょう。
1.職場の人間関係が悪い
うまくいかないと、出社するのもゆううつになってしまうのが、人間関係。 でも逆に、そこが改善できると仕事もうまく回るようになり、毎日が楽しくなるひとが多いのです。
ここでは、相手との関係別に、効果的な対処法をお伝えします。
1. 上司・先輩
人は、「タッグを組むとやりやすい」と感じる人間を好みます。
あなたは、上司や先輩にとって「一緒に仕事をやりやすい人」でしょうか?
相手の状況や気持ちを察し、先回りで行動することを心がけましょう。
あなたと仕事がやりやすいと感じれば、相手のかかわり方は自然と変わります。
相手の気持ちを察することが難しいと感じるなら、上司や先輩とうまくつきあえている人の行動を観察してみましょう。
その人は、どんな気配りをし、どんな言葉がけをしているでしょうか?ぜひ、意識的に真似てみましょう。
2. 同僚
ランチや飲み会などの、仕事以外での付き合いも、大切にしましょう。
こちらから腹を割って話すことで、相手は心を開き、よい関係ができてきます。
信頼関係が築かれると、同僚とあなたは良きライバルとして、また協力しあえる仲間として、お互いに良い影響を与え合うことができるようになります。
それがきっと、あなたのやりがいや楽しみにつながるでしょう。
3. 後輩や部下
後輩や部下と、どうコミュニケーションをとったらよいかわからない。
そんな時には、相手の話をしっかりと最後まで聞き、任せるところは思い切って任せます。もし失敗したとしても、最終的な責任は自分が引き受けましょう。
そんなあなたの態度は、自然な信頼感を生み出します。
なめられている、と感じるのであれば、あなたの実力を示すことも、一つの手段でしょう。
過去の実績でも構いませんが、自慢になってしまうと逆効果。自分から伝えるのが難しいケースであれば、同僚や上司からさり気なく伝えてもらいましょう。
あくまでも、「今のあなた」が彼らにどんな背中を見せられるかということが、一番大切なことを、お忘れなく。
2.自分の個性や能力と、仕事の内容があわない
「この仕事は、自分に合っていない……」
あなたがそう感じているポイントは、どのようなことでしょうか?
「好きなこと=向いていることやできることと」は限りません。
あなたの能力や個性にマッチし、やりがいを感じられる、自分がやりたい仕事は何なのかを見つけ出しましょう。
1. 個性と仕事の内容があわない
1)社内にやりたい仕事がある
異動やポジション変更が可能か、検討したうえで、まずは上司に相談してみましょう。
「今の仕事が嫌だから変えてほしい」というようなネガティブな理由でなければ、上司も快く相談に乗ってくれるでしょう。
すぐに希望が実現しないとしても、現在の職制のままで役割を変えてもらえる可能性もあります。
2)社内にやりたい仕事がない
転職や独立も視野に入れて、自分の今後の人生設計を見直しましょう。
転職をすることで、年収や待遇、仕事のレベルが下がってしまうケースもあります。
それはほんとうに自分が、やりたいこと、やりがいを感じられることなのか、現在よりも環境が悪くなってもよいと感じられるのか。
「仕事が楽しくない」という一時的な気分で退職し、後悔をしないように、しっかりと見直してみましょう。
3)社内にはやりたい仕事はないが、転職も難しい場合
もしどうしても、自分の能力や個性を活かせるようなポジションや職制がないのならば、自分からアピールして仕事を生み出していくことだってできるかもしれません。
また、あなたが意味を感じられていないとしても、それは会社として、重要な仕事である可能性もあります。
一度、客観的にあなたの仕事を考えてみましょう。上司や同僚の力を借りて、仕事の棚卸をしてみるのもよい手段です。
また、例えば仕事が単調でつまらないのであれば、ゲーム感覚で、時間の短縮を図るなどの業務効率化を試してみるのも、刺激になります。スピードアップし、自己新記録を更新するのも楽しいでしょう。
2. 能力と仕事の内容があわない
あなたが合わないと感じている仕事は、自分の能力に対して低すぎるのでしょうか?それとも、高すぎるのでしょうか?
もし、低すぎる、という場合は、1の「個性と仕事の内容があわない」や3の「収入が低い」を参考にして下さい。
また、与えられた仕事の要求レベルが高すぎる、と感じている場合には、つぎのパターンに当てはまるかもしれません。
1)チャレンジのため、ワンランク上の仕事を与えられた
会社があなたのことを評価していると、前向きにとらえてみましょう。
そして、難しすぎて何から手を付けたらいいかわからない、どんな成果を求められているのかわからない、と悩んでいるのであれば、思い切って上司や同僚に相談してみましょう。
上司としては、チャレンジと考えてその仕事を任せているわけですから、最初からあなたが100%こなせることを期待してはいないでしょう。
成長して、活躍できるようになってほしい。きっとそんな気持ちで仕事を任せているのですから、難しいところやわからないところは素直に伝えても大丈夫です。
ぜひ、気負いすぎずに取り組んでいきましょう。
2)人員不足のため、ワンランク上の仕事を与えられた
本来は上位者が行う仕事を任されてしまっているというケースも少なくはありません。
「役付者でもないのに、なぜこんなことを・・・」と納得がいかない気持ちもあるでしょう。
こんな時にはまず、努力はするが100%はこなせないかもしれない、ということを伝え、周りのひとに、理解を求めましょう。
同時に、これをチャンスと受け取ってみませんか?
人がいないからとはいえ、その仕事を任されたということは、いつかはあなたもそのポストに就く可能性が高いと考えられるからです。
スタートが早ければ、その分多くの経験を積むことができます。「出来なくても仕方がない」と思われる立場のうちに経験できることは、長い目で見ると有利であると言えるでしょう。
3.給与、労働時間、職場環境が悪い
かつては代表的な悪い条件として、3K(きつい・汚い・危険)があげられていた、労働条件。
しかし最近は、収入が低い、拘束時間が長い、福利厚生や休みがない、などの条件をよく耳にするようになりました。
では、これらへの具体的な対処方法としては、どのようなことが考えられるでしょうか?
1. 収入が低い
男性の退職理由のトップは、「収入が低い」となっています。
自分が働いている内容に対して収入が低すぎると感じているならば、次のふたつのステップで解決を図ってみましょう。
1)給与の体系を確認する
まずは、給与明細、給与体系の規定などから、給与の制度を確認してみましょう。
・年功序列か、能力給や歩合制などの成果によるものなのか。 ・年功序列や能力給であれば、昇給の制度はどうなっているのか。 ・歩合制であれば、内容は自分にとって適切か。
また、給与明細から、給与の具体的な内容や、不要な天引きなどがないかも見直してみましょう。
2)給与アップの交渉をする
今の給与が明らかに少なすぎる、または今後も上がる見込みがない場合、給与アップの交渉をすることもひとつの手段です。
ただしその場合は、会社にとって納得のできる成果を出していることが必要です。
自分の仕事を見直して、交渉をする余地があるか、検討してみましょう。
2. 収入以外の条件が悪い
女性の退職理由のトップにあがるのが、労働条件。 現在の働き方に困難を感じているのであれば、このような解決方法もあります。
1)課題を明確にし、改善案を練る。
まずは周囲を巻き込んで、現在の職場の課題を洗い出しましょう。 なるべく多くの人にかかわってもらうのがポイントです。
課題が明確になったら、改善するための方法を考えます。 国の施策のハッピーフライデーの活用や、ノー残業ディの設定、評価制度の構築や改善、福利厚生の充実など、自分たちが求めるものを具体的にしていきましょう。
2)組合や人事、経営層に働きかける
策定した改善案を、会社側に伝えましょう。
組合があれば組合へ、組合がなければ人事担当者、または直接役員や社長などの経営層へ働きかけます。
どれくらいの人が関わっているのか、会社として実施することが可能な内容か、がポイントです。
楽しくない仕事が楽しくなるために
仕事が楽しくないから辞めたい、転職したい、と思うのは当然の気持ちの動きです。
しかし、「仕事が楽しい」と感じるためには、仕事そのものを変えることだけが方法ではありません。
仕事の内容を見直してみることや、一緒に働く人々との関わり方を少し変えるだけでがらりと気分が変わることもあるのです。
あなたが仕事が楽しくないパターンや原因をみつけ、上手に対処できるようになることで、日々楽しく仕事ができるようになることを願っています。
楽しく仕事に取り組める日が、早く訪れますように。
Comments